Project ARMS 「帰還(ライフ)」

 あの戦いから時は過ぎ、ユーゴーの墓前に集まる涼たち。彼らの脳裏にあの戦いの日々が過ぎる。苦しかった戦いを振り返り、涼は決して絶望しないこと、人は前に進むことができるのだと、今は亡き女性に告げる。
 ・・・って、最初の墓場のシーンとエンディング前の砂時計のエピソードとラストの涼の締め括りの言葉以外は、全部使い回しの回想ですとっ!?
 うわっ、道理で原作漫画の人気のわりにアニメの方は話題にならない訳だ、これは。
 でも、第一部の頃は原作とかけ離れたキャラデザ以外はそう捨てた物ではなかったような。第二部になってから次回予告で演出・脚本・監督の名前がデカデカと出てたり、本編に入る前の前話回想がやたら長かったり、と変な方向に変わってたからなぁ。・・・うあ、なんか後半に入ってダメダメになった「響鬼」を連想してしまった。
 という訳で、アニメを観るより原作漫画の方を読まれる事をお勧めします。あちらは面白いですよ。