ふたりはプリキュアMax Heart「扉を開けて!ここから始まる物語」(最終回)
圧倒的なバルデスの力の前に、前回闇の三戦士によってその身と引き換えに希望の力を砕かれたプリキュアは成す術もなく闇の底へと落ちて行く。二人の脳裏に過ぎる、力が無くて泣いた幼い日の自分と家族たちの励まし。
勝利を確信するバルデスだが、希望の光は再び繋がりプリキュアが反撃に出る。最強の技をぶつける二人、しかし今やジャアクキングそのものとなったバルデスには通用しなかった。宇宙そのものである闇の力に抗う術のない少女たち。ついに、逃避とも諦めの言葉とも取れる言葉が二人の口から吐かれる。しかし、何気ない日常、続いてゆくはずのこれからのこと、それらを口にすることで、二人の心に闘志が戻る。
「ふたりはプリキュア!」ジャアクキングの前に再び立ち名乗りをあげる少女たち。伝説の戦士の猛攻に屈したかに見えた闇の王だが、天空を貫く巨人となり、プリキュアもろとも世界を滅ぼそうと腕を振るう。その時、復活した光の(巨大)クイーンがその暴挙を止め、ルミナスとプリキュアは力を合わせ最後の力を解き放った。
・・・卒業式。別れと新たなる始まり。しかし二人の胸に去来するのは、まだ間も無い戦友たちとの別れの悲しみ。その二人の前に現れたのは・・・。
最終回。ハッピーエンドで良かったです。
前回にも増しての、少女向けアニメとは思えない、バトルバトルバトル!逆転につぐ逆転!!血が滾りました。何より絶望から這い上がっての「ふたりはプリキュア!」の名乗り。マジで燃えました。いやもう、大満足です。
そして、戦いが終わって迎えた卒業式。「ルミナスはあなたたちの心に永遠にいるのです」「お別れを言いに来ました」「最後の力を」、などなど。それらをあっさり覆してのあのラスト。いや、僕は賛成です。というか、最初のブラックのあの泣き顔とこの最後の笑顔を見せられたら、ぶっちゃけ自分に拒否権はありえませんっ!(断言)
さて、来週から始まる「ふたりはプリキュアSplash Star」。
タイトルと少女たちの友情というコンセプトは継いだまま、主役交代に世界観一新の新番組。劣化コピーだの何だのと、前評判は芳しくありませんが・・・。
新主人公の二人がどのように友情を育んでいくのか?主役交代したことによる差別化はどうなるのか?辺りに注目したいな、と。
まぁ、そうは言っても、なぎさとほのかの登場はあるのか?にももちろん関心はあります。が、主役を変えてまで新しいものを目指すからには、あの二人は(少なくともTV本編では)出ないほうが良いと思っています。
スプラッシュスター。「ウルトラマンダイナ」や「仮面ライダーアギト」の二の舞にならないよう祈ってます。
追記;言い忘れていました。
プリキュアたちへ、ありがとう&あいしてる!