仮面ライダーカブト 最終話

 う〜ん、いまいち不完全燃焼な最終回でした。
 尻すぼみというか竜頭蛇尾というか、大風呂敷を広げすぎて纏めきれなかった感がどうしても拭えません。
 僕が最初から最後まで観続けた平成ライダーシリーズは、クウガとカブトだけです。前半のクロックアップによる戦闘シーンの演出には燃えましたし、剣坊ちゃまを中心としたギャグにも大いに笑わせてもらいました。それ故に、非常に残念です。
 それでも、前半の加賀美の我武者羅な反撃には声援を送りたくなりましたし、天道復活の過剰なまでの演出には大笑いしつつも期待に胸を膨らませました。カブト&ガタックのダブルライダーvsネイティブ化した三島との最終戦には燃えました、特に、最強のパーフェクトゼクターを折られてからのダブルライダーキックは格好良かったです。
 心残りなのは、Wカブトの共闘がついに幻に終わってしまったことです。・・・擬態天道には幸せになって欲しかった(涙)。
 そして一年後、戦いを終えた彼らのそれぞれの新たなる選択には素直に感動しました。加賀美が交番のお巡りさんになっていたのには驚きましたが納得もしました。
 そして天の道を往き総てを司る男。豆腐を買いにおフランス迄行っているとは、最後の最後までやってくれます(爆笑)!!