内視鏡検査、後

 し、死ぬかと思った(涙)。
 検査自体は30分程度で終わったのですが、その間中、まさに味あわされる違和感と苦しさといったら、もう地獄でした。
 先ずは何やら白い液体を飲まされ、次に咽喉を麻痺させる水飴みたいな薬を口に含まされました。これが苦く、そしてじわじわと効いてくる麻痺感がまたなんともヤな感じでした。そしてついに本命の内視鏡カメラを呑み込まされるわけですが、これが苦しいの何の。口から入れるので先ず呼吸をし辛くなります。いくら「息を鼻から吸って口から吐く」とか「力を抜いて」とか言われても、そう簡単に出来たら苦労しません。次に何とも言えない異物感が、カメラを呑み込んでいる間中襲ってきます。しかも、体内で動かすのでその動きが何となく分かるのもまた嫌な感じです。そして最後に、胃の粘膜を2箇所採取したのですが、その取る瞬間が分かってしまうのも、うわぁ〜、という感じでした。
 さて、検査結果ですが、やはりというか、食道部分が軽度ですが炎症を起こしていました。写真で見ると、明らかに赤くなっているのが分かりました。胃を過ぎた十二指腸の方は問題なかったのですが、肝心の胃が、これもまた軽度ですが、慢性の胃炎を起こしているようです。写真では、赤いブツブツした斑点模様が胃全体に表れていました。これにはピロリ菌の疑いもあるそうで、この結果は今回では出ていませんが、次回診察に行った時には分かるようです。
 で、結局、新しい胃薬を(胃酸の分泌を抑える薬)貰いました。食道と胃の間の弁はそう緩くなっていないそうで、そうなると、胃腸は精神状態に左右されやすい器官なので、やはりストレスなどが原因の可能性が高いとのこと。
 もっと人生、お気楽極楽で過ごしましょう、ということかな?