さよならタマちゃん

 巡回先の情報サイトで存在を知り、興味を引かれて買って来て読みました。
 死を直接連想させられる癌の闘病生活を描いたものではあるけれども、絵柄がほわっとしているおかげで読み易くて助かりました。それでいて、赤裸々で鬼気迫る体験談であり、読んで良かったと思いました。
 作者の年齢が自分に近い事もあり、自分自身の事、将来の事、家族の事、その他色々と考える機会になる一冊となりそうです。
 それにしても、35歳で闘病生活か・・・。確か自分も胃をやられたのが30半ばだから、男性はその頃身体に何か節目みたいなものがあるのだろうか?