涼宮ハルヒの・・・

 下記の買物一覧を見てもらえれば一目瞭然ですが、ここ数日で小説を7冊寝る間を惜しんで一気に読破してしまいました。
 切っ掛けは以前買った小説雑誌「ザ・スニーカー」に載っていた短編を読んだことであり、それまでに刊行されていたものを一日2・3冊のペースで購入して、他のことそっちのけで読み耽ってしまった、と言う次第です。
 世界観というか雰囲気というか、ごった混ぜの何でもありでありながら不思議と破綻なくそれらが共存し、語り手である主人公「キョン」の視点と語り口も面白く、またキョンを含めた者たちが迷いながら失敗しながらも成長していく過程が描かれているのが楽しく頼もしいです。
 ここまで、先がどうなるか読めず楽しみになったお話は久々のことで、大いに堪能させてもらいました。
 自信を持ってお勧めできるシリーズです。