仮面ライダーカブト 33話

 初代・ザビーの資格者、矢車さんが第六のライダーとして復活!
 ・・・なのですが、ここまでやさぐれちゃっているとは。ザビーの資格を失ったことと、部下だった影山に裏切られたことが余程ショックだったんでしょうね。彼の信条であった「パーフェクトハーモニー(完全調和)」をもかなぐり捨てている様子ですし。
 さて、第六のライダー「キックホッパー」。上記の様にグレた矢車さんがその資格者ですが、その形態にはマスクドフォームが無い模様。ただ、雑誌等の情報から「パンチホッパー」の存在も確認されているので、マスクドフォームの変わりにライダーフォームが二形態あるのかもしれません。
 「ホッパー」の名が示す様に、バッタがモチーフの新ライダー。キックホッパーもまたその名の通り、必殺技がライダージャンプから繋がる「ライダーキック」。しかも、バッタの様に飛び回り連発が可能の様子。ザビー時代の矢車さんの必殺技は「ライダースティング」というパンチなのに、それが今回はキックへと変化しており興味深いです。そういえば、今一つのライダーは『パンチ』ホッパー。・・・この関連をどう生かしてくれるのか楽しみです。
 一方、天道の方も、ひよりが前回から行方不明ということで彼も大きく変わっています。先ず、カブトとしてZECTに入隊しエリアの責任者となり、次にその立場を利用して自分以外のゼクターを集め、ひよりに害為す可能性のある他のライダーを排除しようと行動を開始。・・・暴走を始めてますね、彼も。
 これらの状況の変化を受けて、もう一人の主人公である加賀美がどう動くのか、期待しています。
 あと、剣お坊ちゃまが良い方向に成長中で好ましいです。彼の正体もワームであることを考えると、今後の展開が非常に楽しみです。