仮面ライダー電王「クライマックスは続くよどこまでも」

 ついに最終回(クライマックス)を迎えた、平成仮面ライダーシリーズ第8作。
 何はともあれ、大団円で終われて良かったです。
 消化し切れていない謎もいくつか(イマジンとは?カイとは何者だったのか?など)ありますが、「過去が希望をくれる」という消えた桜井悠斗の言葉どおり、希望を持って未来へ続いていく時間を守れて本当に良かったと思います。
 当初は運も悪く頼りない良太郎でしたが、決めるところは決めてくれるヒーローであり、彼に憑いたモモタロス・ウラタロス・キンタロスリュウタロスもいい味を出していて、デンライナーの車窓から見る彼らと過ごす時間は楽しかったです。
 けれども、何時までも続いて欲しいと思っていても、必ず終わりはやってきます。
 大切な時間を守るために、大切な人たちとの別れを決意した良太郎たち。時間は人の記憶が作るゆえに取りこぼしてしまうモノがあり、逆にだからこそすくい取れるモノもある。あのどんでん返しには涙と笑いを誘われました。
 久々に、ヒーローを見れた気がします。一年間ありがとう。
 
 
 
 いつかきっと未来で・・・